前職では年金は厚生年金、保険は会社の健康保険に加入していたので厚生年金⇒国民年金、会社の健康保険⇒国民健康保険への切り替えが必要です。
そして、わたしは無職なのに支払うお金が増えるのはしんどいなあと思ったので年金の免除の申請もしてきました。入ってくるお金はなくなるのに住民税や保険料は支払わなきゃいけませんからね。お金の心配は少ないにこしたことはないです。
今回はその時にやった役所関連の手続きを書いていきます。
やるべきことはしっかりやっておきたいタイプなので沖縄移住1日目に役所に駆け込みました。笑
引っ越し前にやること
「厚生年金から国民年金の切り替え」と「会社の健康保険から国民健康保険への切り替え」は引っ越し後に手続きすることにしました。(退職後14日以内に手続きする必要があります。)
退職後10日ほどで会社から「離職票」というものが郵送で送られてきます。離職票は現在無職です、ということの証明になります。これを持ってないと国民年金の免除手続きができないので免除を考えている方はきちんと貰いましょう。
引っ越し前に自分でやったことは一つだけ。区役所に行って転出届をもらう。以上!
持ち物は身分確認書のみでした。10分ほど待って転出届の受け取りが完了。
引っ越し後にやること
引っ越し後の管轄の市役所に出向いていざ役所ツアー!(違
ここでやるべきことは3つ。案内された順序としては以下の通りです。
- 転入の手続き
- 国民年金への切り替え手続き(+免除申請)
- 国民健康保険への切り替え手続き
役所に行ったもののよくわからず、フラフラしてたらフロアにいた役所の方が丁寧に教えてくれました!親切。
引っ越しなしで退職した方は②と③のみ手続きすればOKです。
転入の手続き
まずは住民課に行きました。その時に確認された持ち物はこちら。
- 転入届(引っ越し前にもらってくる)
- マイナンバーカードまたは通知カード
- 身分証明書
住民課に行って引っ越し前にもらってきた転出届と身分証明書を提出。転出届に記載されている情報が合っているかの確認、そしてマイナンバー通知カードの住所の記載変更をしてもらいました。これにて転入手続きは終了!
退職したので国民年金と国民健康保険に切り替えたい旨をここで伝えたところ、わたしの個人情報が書いてある紙を渡され、「年金課と保険課でこの紙それぞれ渡してね!スムーズに行くから!」と伝えられました。言ってよかった〜!
国民年金への切り替え、免除手続き
転入の手続きが終わったら次は年金課。確認された持ち物はこちら。
- 身分証明書
- 年金手帳(基礎番号が必要!)
- 離職票(ハローワークに行った後なら雇用保険受給資格者証でも可)
今までは会社員だったので厚生年金に加入していて給料から天引きされていましたが、退職したので国民年金に切り替えなくてはいけません。
日本在住の20歳以上の人は国のルールで全員加入必須です。年金の支払いは月額16,410円(2020年1月現在)。ですが、無職で収入がないことを証明すればほとんどの場合支払いを免除することができます。その分、将来受け取れる年金額が減るというデメリットがあるのでご自身で考えて決めてください。
無職で収入がないことの証明は離職票(または雇用保険資格者受給証)が示してくれるので、これを提出すればOK!
窓口の人が免除申請書をくれるので指示に従って記入しました。これはあくまでも申請書。提出後に年金機構が免除できるかできないかの判断をして、2〜3ヶ月後に結果が郵送で送られてくるそうです。
国民健康保険への切り替え
年金課での手続きが終わったら最後は健康保険課へ。確認された持ち物はこちら。
- 身分証明書
市役所のHPを見たら「国民健康保険への加入は健康保険資格喪失証明書が必要」と書いてあったのですが、わたしは会社からそのような書類は受け取っていなかったのでその旨を伝えたらなくても手続きできるとのことでした。あれば安心ですが、なくても相談次第では手続きしてくれるかもしれません。
その日のうちに保険証を受け取って、手続き終了。
保険料は算定月が来るまでいくらになるか分からないそうで、わたしの市では自己都合で退職して無職になった場合は保険料の減額はできないとのこと。会社都合で退職(倒産など)または病気で退社などやむを得ない事情がある場合は保険料の減免ができるそうです。減免の定義は区や市によって変わるので、保険料を減らしたい方は確認してみてください!
わたしは「結婚による転居で退職」したので、減額の対象でした。ハローワークで雇用保険受給資格者証を貰った後に役所にて再度手続きが必要だったので減額の申請は別日に出直すことにしました。
ちなみに退職後の保険の加入は2通りから選ぶことができます。
- 国民健康保険へ切り替え
- 前職の保険を任意継続(2年間)
国民健康保険は前年度の収入によって年金額が算定月に計算されます。
一方、任意継続は前職の保険にそのまま加入し続けることができ(2年が限度)、自己負担する保険料は退職前の金額×2くらいになると思われます。わたしの場合、退職前の保険料は会社と5:5で折半。任意継続すると会社負担分を自己負担する必要があるので単純計算で今までの2倍。
わたしが国民保険に切り替えた理由は、保険料の減額ができると思ったから。減額した後の支払額はおそらく任意継続するより安いだろうと予想しました。
任意継続する場合は退職後(資格喪失後)20日以内に手続きが必要です。
事前に2つの保険料等を比べて(概算にはなってしまうと思いますが)、安い方に加入するといいかと思います。
おわりに
役所ツアーは待ち時間含めて約2時間で全て終了しました!
わたしは前職で雇用保険に加入していて、失業保険がもらえる対象なのでもう少し生活が落ち着いたら受給するかどうかも決めようと思っています。退職後1年以内に受給完了すればいいのでまだまだ考える時間はあります。
退職、そして引っ越しって思った以上に疲れました。同じようなケースの方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また!